父が30年以上前に譲っていただきました、サイフォンの原理を利用した珍しい盃です。一度も飾ったり使用したりせず、箱の中に入れたまま保管していたようです。三代目長岡藩主牧野忠辰公が、自分及び臣下への戒めとして作らせた盃を、加藤悌二氏が再現されたものです。未使用ですので目立つような傷や欠けはありませんが、経年による細かな擦れ等はあるかもしれません。また、貫入は見られます。古いものであることにご理解ご納得いただける方のご検討をお願いいたします。よろしくお願いいたします(⋆ᵕᴗᵕ⋆)十分盃(じゅうぶんはい)とは…八分目まで酒を盛れば飲むことができるが、なみなみと満たせば底の穴からもれ始め一滴の酒も残らない。その分をもってすれば溢れないが満つれば即ち皆漏れる。人の身志も同じこと。心敬まざれば必ず過あり。すなわち物事は八分目にしておくべきであると、あくなき欲望を戒めたもの。平日価格￥9,000#十分盃#盃#加藤悌二#酒器#猪口#松竹梅#工芸品#民芸品#からくり#サイフォン#陶器#新潟#長岡